レクサスGS

レクサスGS 前期

2005年(H17年)8月~

|グレード

  • GS350 (3500cc 315馬力)
  • GS430 (4300cc 280馬力)
  • GS450h (3500cc 296馬力 ハイブリッド)(2006年、H18年 3月~)
  • GS450h バージョンL

GSは、4.3L V型8気筒(280馬力)搭載の「GS430」とV型6気筒(315馬力)搭載の「GS350」の2タイプ。基本は後輪駆動(FR)、GS350は4WDモデルも設定。ミッションは、NAVI AI-SHIFT付の6速ATと組み合わされる。前面衝突の危険を警告し、衝突時の被害軽減を図るプリクラッシュセーフティシステム、運転を支援するレーンキーピングアシスト(GS430にオプション設定)やレーダークルーズコントロール(全車にオプション設定)など先進的な安全装備も用意する。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得する。

GS450hは4.5L車に匹敵する動力性能を持ち、2L並みの低燃費14.2km/Lを実現する。専用装備として、低燃費運転の目安を示すハイブリッドシステムインジケーター、走行状態を常時確認できるドット表示式マルチインフォメーションディスプレイ、18インチアルミホイールを装備する。ミッションは、NAVI AI-SHIFT付の6速AT、GS450hはシームレスな加速を実現する電子制御式の無段変速機能と組み合わされる。バージョンLは、ドライバーモニター付ミリ波レーダー方式プリクラッシュセーフティシステム、後席サイドエアバッグ、レーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、本革シート&トリムなど先進安全かつ豪華な装備をもつ。

当初はV型8気筒搭載モデルのフラグシップモデル「GS430」と、V型6気筒エンジン搭載の量販モデル「GS350」の2車種をラインアップ。「GS430」は先代と同じパワートレーン(3UZ-FE型V8+6AT)を引き継ぐが、「GS350」が搭載する新開発の直噴V型6気筒3.5Lエンジン(2GR-FSE)の出力は300psを大きく超えて315psとなり、歴代のトヨタ自動車製乗用車としては初めて280psを超えた。また地域によって商品展開に違いがあり、「GS350」は日本・北米・韓国で、同じV6エンジンでも3L版の3GR-FE型を搭載する「GS300」は中国などその他の地域で販売されている。

|「GS450h」の追加

翌2006年3月、日本のレクサスブランド車としては初となるハイブリッド仕様[1]「GS450h」を追加。世界初となるFR方式のハイブリッドカーとなったGS450hは、GS350にも搭載される3.5Lの2GR-FSE型のV6エンジンに、FR車専用に開発されたモーターをトランスミッションケース内に組み込み、システム合計出力で345psを発生する(このハイブリッドシステムの基礎は後に「LS600h」や、トヨタ「クラウンハイブリッド」などにも技術転用されている)。トヨタ「プリウス」などの燃費重視型ハイブリッドとは違い、モーターをターボチャージャーのように使うパワー志向のハイブリッドとして、燃費以上に走りを重視しているのがGS450hの特徴である。なおエンジンの排気量こそ3.5Lであるが、「4.5Lエンジン並みのパワーを実現した」という意味で「450h」と名づけられている。

|年次改良(2006年)

10月、イヤーモデル制度を敷くレクサスブランドの方針に従い年次改良を実施し2007年モデルへ移行。主な変更点として、GS350にもGS430と同じ18インチアルミホイール+245/40/R18タイヤが選択できるようになり、GS450h専用ボディカラーだったプレミアムライトブルーがGS350とGS430でも選択できるようになる。また翌2007年3月、日本車として初めてドイツ・iFデザイン賞金賞を受賞(ISと同時受賞)。